2019年2月13日水曜日

AndroidからRaspberry Pi 3 Model B+へのリモートアクセス

外出先から自宅のRaspberry Piへリモートで繋げたいので諸々と設定を行う。

AndroidのSIMはOCNのOCNモバイルOne 110MB/dayで一番安い契約をしている。

通常はケチって節約モードで利用してるため、テストもMAX 200kbpsベストエフォート環境で行ってみた。


接続環境は下記図の通り。

ルータのVPN機能によりOpenVPNで自宅NWへアクセスさせる。
固定IPはないが、ルータにDDNS機能があるのでそちらで対応した。

NW構成図


ルータへの接続用アプリケーションは下記のVPNアプリ。
OpenVPN Connect – Fast & Safe SSL VPN Client

ルータ側で証明書を含んだ設定ファイルをエクスポートしてAndroidにダウンロード。

Android側の設定はダウンロードした設定ファイルの読み取りとID、PWでの認証のみ。

接続して自宅内NWの機器へPING試験して疎通確認を行う。



無事繋がれば次はRaspberry Piへの接続

CLIはSSH用の下記アプリを利用。
ConnectBot

SSHのポートは初期値なのでRaspberry PiのIPアドレス、ユーザ名、PWを入力して接続。
ConnectBot


GUIはVNC用の下記アプリ
VNC Viewer - Remote Desktop

こちらもポート番号は変えていないのでIPアドレス、ユーザ名、PWでログイン。

VNCViewer




問題無く繋がったのでBluetoothキーボードとBluetoothマウスで小型PC的な環境構築。
Remote



画面が見辛いので解像度を変更「CEA mode 19 1280x720 50HZ 16:9」に設定してリブート。
解像度


コレくらいの画面表示なら目に辛くないかな?
VNC



念の為モバイル環境での通信量を確認。

セッションを張る際にトラフィックが増えるものの、その後は安定している。

長文を打つとか動画見るのは無理だろうけど、それなりの操作はできそうな感じ。
Traffic


2019年2月9日土曜日

Raspberry Pi 3 model b+へのリモート接続設定

Raspberry Piへモニタもマウスもキーボードも繋げてはいるものの、画面切り替えて操作するのもやはり効率が悪いので、PCやスマートフォンからリモート接続できるように設定を行う。


■GUIであれば画面右上のメニューから

設定」 - 「Raspberry Piの設定」を選んで設定画面を表示。
インターフェース」タブを選択して「SSH:」と「VNC:」のラジオボタンを「有効」に切り替えてOKをクリックして設定完了。
GUI1

これだけで設定完了。非常に楽だ。




■一応CLIでの設定方法も確認

ターミナルから sudo raspi-config で設定画面を表示させる。
設定画面に切り替わるので「5Interfacing Options」を選択
CLI2


画面が切り替わったら、まずは上から順に「P2 SSH」を選択。
CLI2


Would you like the SSH server to be enabled?」と聞いてくるので<はい>を選択。
CLI3


The SSH server is enabled」と表示されるので、<了解>を選択。
CLI4


また設定画面に戻るので同様に「5Interfacing Options」を選択
CLI1


次は「P3 VNC」を選択。
CLI2


Would you like the VNC server to be enabled?」と聞いてくるので<はい>を選択。
CLI5


The VNC server is enabled」と表示されるので、<了解>を選択。
CLI6


あとは設定画面に戻って<Finish>を選択すれば設定が完了してターミナルに画面が戻る。
CLI1




PC側のSSH用ソフトはよくある「Tera Term」を利用する。
VNCはREALVNCの「VNC Viewer」を利用。


Raspberry PiのIDとPWを利用してテストログイン。
どちらも問題なく動いていることが確認できた。
GUI2


今回Raspberry Pi 3 model B+にインストールしたRaspbianは始めからSSHもVNCもインストール済みで、有効にするだけで使えるのは手軽で良いな。

2019年2月8日金曜日

Raspberry Pi3 へのsav-linux-freeのインストール(失敗)

Raspberry Pi 3 model b+もアンチウィルスとかいるかなぁと思いつつ、
とりあえずSophos Antivirus for Linux Free Editionをインストールしてみようかと実験。

そもそもハードウェア的に対応していないのは理解した上でやった無駄作業だった。


SOPHOS - 無償ツール
画面最下部のSophos Antivirus for Linux Free Editionからダウンロード
細かい入力は割愛




ダウンロードしたファイルをtmpフォルダに移動して解凍
$ tar zxvf sav-linux-free-9.tgz


sophos-av/フォルダが作成されその中に無事解凍された。



意気揚々とコマンド打ってインストール実行してみたがエラー。
$ sudo ./sophos-av/install.sh

エラーメッセージ:
Installation aborted: linux/armv7l not supported by this package



そのCPUには対応してないとのこと。

わかってたことだけど一応 
$ lscpu
で確認すればもちろんarm系CPU


まぁ固定IP割り当てる予定もポート開放して使う予定もないから問題ないか。
外からのアクセスはルータのOpenVPNで接続してローカルからアクセスするし。

2019年2月6日水曜日

LibreOfficeの日本語化と日本語入力IMEのインストール

Raspberry Piに入っているLibreOfficeが英語表記のままだったので日本語化を行う。

英語表記のままでもまぁ使えないこともないけど。


以下コマンド実行
 apt-get install libreoffice-help-ja


このコマンド一つで画面の表示とヘルプ含めてまとめて日本語化できた。


普段はWindowsからもAndroidからもGoogleのスプレッドシートを使っているけど、ローカル環境のOfficeソフトが使いたい場合もある。

今更MicrosoftのOfficeを導入するのも考えもの。

マクロが組み込まれてるファイルを操作する必要が出れば、妻のPCを借りるか最悪Office365を1ヶ月だけ契約するのもありだろうか。



日本語入力用のIMEもついでにインストール
sudo apt-get install fcitx-mozc

インストールが完了したらリブート
$ sudo reboot



画面左上のメニューの「設定」内に「Mozcの設定」が追加されているのを確認したら、
画面右上のキーボードメニュー右クリックしてメニュー表示
「現在の入力メソッドの設定」をクリックして設定画面へ。
初期値のものとMozcが表示されているので、初期値のものを選択してウィンドウ左下(隠れてる)にある「-」ボタンで削除して、Mozcだけの状態に変更。


これでキーボードから文章を入力する際も日本語変換が可能になった。

2019年2月5日火曜日

Raspberry Pi 3 model B+のアップデート等

先の作業でNW設定を終わらせてインターネットには繋がるようになったので、
とりあえず最新へのアップデートを行う。
Raspberry Pi 3 model B+のセットアップ


まずは現状のバージョンを確認。

$ uname -a
Linux raspberrypi 4.14.79-v7+ #1159 SMP Sun Nov 4 17:50:20 GMT 2018 armv7l GNU/Linux


パッケージ情報を更新
$ sudo apt-get update

インストール済みのパッケージを更新
$ sudo apt-get upgrade

ディストリビューションを更新
$ sudo apt-get dist-upgrade

Raspberry Piのファームウェアを更新
$ sudo rpi-update

再起動
$ sudo reboot


起動を確認したら改めてバージョンを確認。
$ uname -a
Linux raspberrypi 4.14.94-v7+ #1193 SMP Tue Jan 22 15:34:30 GMT 2019 armv7l GNU/Linux


これでひとまず最新の状態にはアップデートされたかな。

あとはviが使いづらいのでついでにvimもインストールしておく。
$ sudo apt-get install -y vim

2019年2月4日月曜日

Raspberry Pi 3 model B+のセットアップ

特に意味もなくRaspberry Piを衝動買したので設定のメモ等。

まずは初期の立ち上げと、ネットワーク設定として有線LANのIPアドレス固定、Wi-FiとBluetoothの無効化を行う。


用意したのは下記
・Raspberry Pi 3 model B+
・32GB MicroSD Card(Transcend製)
・USBケーブル + ACアダプタ(3A)
・Cat6 LANケーブル1.5m
・HDMIケーブル 1.5m
・USB切替器(マウス、キーボードの2系統用)


接続環境は下記図の通り
SSHでリモート接続すれば問題ないけど、何かの時に直接操作できるように物理的に接続してみた。


今回利用するOSは「Raspbian」
Raspberry Piのサイトから直接ダウンロードする。
Raspberry Pi - Downloads

いくつか種類があるけど、今回は全部入りの「Raspbian Stretch with desktop and recommended software」

ダウンロード時点でのバージョンは下記の通り
Version: November 2018
Release date: 2018-11-13
Kernel Version:4.14

ZIP形式を適当なところにダウンロードして解凍しておく。


次にMicroSDCardを下記ソフトウェアを利用してフォーマットする。
Raspberry Pi財団の推奨らしいので大人しくコレを使う。
SDメモリカードフォーマッター


解凍したISOファイルを下記ソフトウェアを利用してMicroSDCardに書き込み
DD for Windows


■初期立ち上げ

正常に終了したら諸々をRaspberry Pi本体に組み込んで電源ON

Raspberry Piの初期画面が表示され、言語設定と初期PWの設定がGUIで行える。
Wi-Fi設定とソフトウェアアップデートも同時にダイアログに表示されるものの、ここでは設定しないのでスキップして再起動。




■IPアドレスの固定

リモートアクセスやVNCを利用する前提なのでIPアドレスは固定してしまう。
GUIだと画面右上からも設定可能。

コマンド打つ場合は下記の通り。
$ vi /etc/dhcpcd.conf

下記の内容を記述

#Static IP Address
interface eth0

#IP Address
inform 192.168.*.*/**

#Default Gateway
static routers=192.168.*.*

#DNS Server
static domain_name_servers=192.168.*.*

(*部分は各環境によりけりで)


■Wi-Fi、Bluetoothの無効化
下記ファイルに2行追記するだけで行けるらしい。

$ vi /boot/config.txt

ファイルの末尾に追記
#Wi-Fi無効化
dtoverlay=pi3-disable-wifi

#Bluetooth無効化
dtoverlay=pi3-disable-bt



ひとまずこれで起動完了して自宅のNWに接続完了。


図に使ったイラストは下記サイトから
CMANインターネットサービス - 無料素材サービス

2019年2月3日日曜日

暖冬の影響なのか梅が早い

撮影日:2019年02月02日
撮影場所:岩国市 吉香公園内

新聞の記事で、今年は梅の開花が早いとの情報を見たので、
見頃を過ぎる前にカメラ持って梅見に出掛けることに。


臥龍梅はまだ咲いていないものの、他の品種は結構良い具合に咲いていた。
午前中は暖かかったものの、午後は少し曇っていた影響で肌寒いのが残念だったな。



今回は55-200mmの望遠一本のみだったけど、マクロもあってよかったかな。
もう少し明るければフィルムカメラも用意したけど、それはまた今度か。



フラフラ散策していたら、自宅の軒先で直売やってる方を発見。
蓮根を使った製品らしく、ポタージュとフレークの試食をさせてもらってからポタージュを購入。

結構香ばしくて美味しいけど、そこまで蓮根感は強くない。
道の駅やら一部土産物屋だけでしかまだ売っていないらしいけど、
駅とかに出せばいい土産になりそうな味だなぁ。



来週末頃だともう散ってるかな。
3月頃にはまた内裏雛まつりがあるから、その時は城下町方面に足を運ぼう。