Googleドメインのマイページから「DNS」の設定を開く。
画面下の方に「カスタムリソースレコード」の項目があるので、こちらへ必要な情報を追加する。
■Aレコード
まずはGCEのグローバルIPアドレスをAレコードに追加する。
「名前」の部分はメールサーバに付与するサブドメインを入れるので「mail」を記入する。
「タイプ」はIPv4アドレスなので「A」を指定。
「TTL」はデフォルトの「1H(1時間)」のままに
「データ」にはIPv4アドレスが入るので、GCPのダッシュボードからGCEにあるVMインスタンスのグローバルIPアドレスを確認して記入する。
■MXレコード
「名前」の部分は取得しているドメインの「silver-cat
「タイプ」は「MX」を指定。
「TTL」はデフォルトの「1H(1時間)」のままに
「データ」には上のAレコードで指定したサブドメインを入れるので「mail.silver-cat
保存すると「データ」のサブドメインの頭に自動的に優先値の「10」が追加される。
■SPFレコード
通常TXTレコードに記載するが、Googleドメインはわかりやすくプルダウンメニューに「SPF」の項目を作ってくれている。
「名前」はMXレコード同様「@」のままで。
「タイプ」は「SPF」を指定。
「TTL」はデフォルトの「1H(1時間)」のままに
「データ」には「v=spf1 +mx -all」を記入する。
「v=spf1」は決まり文句。
「+」がPASS(認証する)、「-」がFail(認証しない)
「+mx」でドメイン名に対応するMXレコードに指定された不ストのAレコードを参照して該当すれば認証する。
「-all」で上記以外なら認証しない。
今回はサーバ1台のみのためこれでいいはず。
あとはメールサーバの中身の構築を時間を見ながら進めていこう。