2020年1月13日月曜日

ESXiのvSwitch上でのVLAN設定

XG FirewallにVLAN設定しただけだとL2SWにVLANが届かなかったので調べたところ、ESXiの仮想NW側にも設定がいる事を忘れていた


ESXiの仮想NWのVLAN設定は以下の3つ


・EST ( EXternal Switch Tagging ) VLAN ID : 0
 ESXi外の物理スイッチのアクセスポートに接続し、VLANタギングは無効化される
 VLANを分けない単一NWで利用 

・VST ( Virtual Switch Tagging ) VLAN ID : 1 ~ 4094
 ESXi外の物理スイッチのトランクポートに接続し、ESXi上の仮想スイッチがタギングを行う
 VLAN環境で仮想サーバ等のホストを扱う場合に利用

・VGT ( Virtual Guest Tagging ) VLAN ID : 1 ~ 4095
 ESXi外の物理スイッチのトランクポートに接続し、ESXi上のホスト側でタギングする
 今回の様にVLANを管理する仮想ルータを利用する際に使用


設定はESXiの管理画面にログインし【ネットワーク】-【VM Network(名前は任意)】を開き、【設定の編集】にてVLAN IDを【 4095 】に変更する
VLAN


これでXG Firewall からL2SWまでVLANタグが届くようになった


ESXiの【Management Network】のVLAN IDも当然変更しておく必要があるが、VSTでデフォルトVLANのVLAN1にしたらアクセスできなかったので、デフォルトVLANと同じNWのIPを振った上でVGTモードに設定した
ManagementNW